電子の柩

日記やラノベの書評をつらつらと。
○ 少年テングサのしょっぱい呪文
2009.10.27
少年テングサのしょっぱい呪文 (電撃文庫)
著者:牧野修 イラスト:すめらぎ琥珀

 邪神に憑依された少年、テングサ。正味な話、彼はバカだった。しかしバカは彼だけではない。そう、彼にはバカの友人がいた。クールな二枚目である鈴木地球、通称あっちゃん。小太りで三枚目の佐藤流星愛、通称サトル。ヘンテコな名前を持つ3人は、同じ高校に通う遊び仲間だった。
 ある日、バカ話に華を咲かせていた3人のもとに、怪しげな女性がやってくる。彼女は言った。「人を殺してほしい」と。
 バカ3人組を巡る奇々怪々な事件が、幕を開ける。彼らは、コスプレ姐さんや美少女殺し屋の襲撃から逃れられるのか?


予想以上に面白かったです。
文体がちょっと淡々としすぎている感がしないでもないですが。
邪神とかの設定が淡々としているのは良かったです。この設定が、この世界では当たり前感がよく出ていました。
そこそこ分厚いですけど、そんなに中身が詰まっているわけではないので、あっさり読めます。
書評-電撃文庫 | 07:01 | コメント | トラックバック









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