○ 青い髪のミコ
2006.05.26
著者:爲我井徹 イラスト:中島鯛
ツクモガミ――人の作り出したものから生まれる変化の一種。善きツクモガミ、悪しきツクモガミのどちらに魅入られても、人は必ず数奇な運命をたどる――。秋葉拓郎は19歳の専門学校1年生。年齢イコール彼女のイナイ歴の、なんの変哲もない青年。ゲームに興じ友人と戯れる彼の生活は、青い髪の美しい巫女との出会いで一変した。ミコと名乗り、拓郎の命を救った彼女の正体は、フィギュアから生じたツクモガミだったのだ!巫女の引き起こすトラブルに戸惑いつつも、次第に絆を深めていく拓郎だったが、浮かれる間もなく再び正体不明の怪異に命を狙われて――!?
挿絵付き猟奇死体有り。
ツクモガミの責任が宿主にあるのなら遥は殺人犯。無いにしても殺人教唆なのですが。責任は取らないのでしょうかね。
拓郎に対する行動は考え足らずにもほどがあると思いました。
自分の価値観だけを判断に平気で相手を傷つける。こんな人の下では働きたくは無いですね。
信二郎のフェードアウトっぷりが泣けます。頼りになりそうな人だと思っていたらいつの間にか情けないおっさんに。エピローグに至っては描写すら無しでした。
で、結局拓郎はミコ巫女みこんを手に入れたのでしょうか?
そしてミコのいる部屋の中でプレイしたりしたのでしょうか?
ミコの前で、巫女ゲーを。
激しく気になります。