電子の柩

日記やラノベの書評をつらつらと。
○ ねこきっさ 特撰!ランチBOX
2007.06.05
ねこきっさ特撰!ランチBOX (芳文社KR文庫 3-1)
著者:時野つばき イラスト:ととねみぎ

「ねこきっさ」は美味しい料理(と可愛い制服)で、魔界で一番の人気を誇る喫茶店。
猫耳と猫しっぽがトレードマークの「猫人」の女の子、青葉クゥは、「ねこきっさ」で働くべく大都会、王都にやってきました。研修期間を経て、15歳の誕生日、いよいよあこがれの制服の着用を許されたクゥ。これからもますます元気に頑張ろうと、気持ちを新たにするクゥなのですが……? きらら屈指の人気を誇る「萌えファンタジー4コマ」の傑作が小説になりました! ねこきっさ最大の謎、地下ダンジョンの冒険から、彼女たちのスカートの下の秘密!?まで、ここでしか読めないスペシャルストーリーの詰め合わせ、どうぞ御賞味下さい!


本文中にここに挿絵がはいったら〜とかありました。話毎のカラーイラストしかないにもかかわらず。
カラーイラストは、クゥとクリムの下着姿とか、クゥとルーシアのメイド服とか、ミルクの百年後の姿とかで、確かに力作と言えなくもないです。

話の方は、ねこきっさ・下着・ダンジョン・冥土カフェの四話で構成されてます。
キャラクターや話のノリは原作とかわらず、ハイテンションなボケとツッコミがそのまま小説になってます。
冥土カフェの話でオリジナルキャラクターが出てきますが、これも原作に出てきても違和感がないようなノリなキャラクター達でした。腸が出たり入ったりするとことか特に。

新しく文庫が創刊されると聞いたときはどうなることかと思ったのですが、いざふたを開けてみると、どれも期待以上の出来でした。
今後どう展開していくのか分かりませんが、思っていた以上に期待できそうです。
書評-芳文社KR文庫 | 00:41 | コメント | トラックバック









http://hinata.cc/sb/sb.cgi/393