電子の柩

日記やラノベの書評をつらつらと。
△ 福音の少年 魔法使いの弟子
2007.06.19
福音の少年―魔法使いの弟子 (徳間デュアル文庫)
著者:加地尚武 イラスト:中臣亮

御厨恵(みくりや・めぐむ)は、小柄で色白、やせっぽちの中学二年生。母親似の端正な顔をしているが、勉強でも運動でも、あまり目立つほうではない。そんな平凡な彼の生活にも異変が──錬金術師の父が造ったホムンクルスの少女アナと、魔女の母のもとで修行する上級魔女のエリカが同居することになったからだ。しかもその異変は、世界を揺るがす前兆でもあったのだ。
──1910年、ハレー彗星の“来訪”が、世界に魔法をもたらした。そして、100年後のいま、世界は新たな激変に晒されようとしていた。


表紙開けたらいきなり少女が全裸で箒に乗ってて吹いた。

全体的にローテンションで、話のメリハリに欠けます。
さらに登場人物の愚痴が何度も出てきて、ネガティブな雰囲気を作りだしています。
せめて一人ぐらいはハイテンションなキャラクターがいて欲しかったです。

視点が頻繁に切り替わってちょっと読みにくい。
主人公一人称よりは世界観とかが分かって良いのですが、割と煩雑な感じです。

淡々と進んでいき特に目に付くモノもなく読了。
基本的に面白味に欠けてました。
書評-徳間デュアル文庫 | 22:26 | コメント | トラックバック









http://hinata.cc/sb/sb.cgi/409