電子の柩

日記やラノベの書評をつらつらと。
◎ レンタル・フルムーン 第一訓 恋愛は読みものです
2009.07.01
レンタル・フルムーン〈第1訓〉恋愛は読みものです (電撃文庫)
著者:瀬那和章 イラスト:すまき俊悟

「人生教訓メモ」を手に平穏な読書ライフを望む、高校生・桐島新太。新太は、不思議なモノが“視え”てしまう困った体質の持ち主で、今日もそのせいでバイト先をクビになってしまう。傷心状態の新太が、偶然見つけた貸本屋「満月堂」に立ち寄ると、そこにはやけに態度の大きな店員の女の子・ツクモと、バイト先で見かけたオコジョ少女がいた!
 ツクモは、自分を“世界の設計図”を記録する“観測者”だと言い、新太の不思議なモノが見える理由を教えるかわりに、仕事を手伝うように命令する。しかも手伝わないと世界が終わる――って、ここ貸本屋だろ!?


underの人の新刊。
途中までは普通程度の面白さだったのですが、後半の天使代行が出てきた辺りからかなり面白くなりました。
と言うか、天使代行が素敵すぎ。もしも続編があるのなら、この天使代行を主役にしてほしいぐらい素敵。
ホント凄くいいキャラだと思います。主役連中を食うくらいに。
世界観とかも無意味な雰囲気重視とかではなく、面白い設定になっていて良い感じ。
良くあるボーイ・ミーツ・ガールかと思ったらそんなこともなく結構オススメ。
書評-電撃文庫 | 06:52 | コメント | トラックバック









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