電子の柩

著者：糸井健一　イラスト：有河サトル

最初にこの話は公式設定ではないよ的なお達しが。
春樹が主人公なのですが、メインはヒロインの４人。むしろヒロインが春樹と言っても過言ではない感じです。役割的に。
恋を頑張る女の子が素敵なお話でした。

著者：味塩ロケッツ with 企画屋　イラスト：兎塚エイジ

原作ゲームは未プレイ。
元魔王とは思えないほど主人公がしょぼいです。凄い勢いで流されてるし。
見せ場が少なすぎる気がします。もうちょっとぐらいは格好良くってもよかったのではないかと。

著者：児玉新一郎　イラスト：椋本夏夜、相音うしお、泉水真琴

挿絵はいとうのいぢさんではないので注意。
原作ゲームをプレイしていないとキツイです。何が何だかさっぱり分からないという程ではないのですが、結構分かりづらいです。
短編集なのですが、三つめの時代劇はいらなかったと思います。これだけは話も設定もイマイチでしたので。

著者：水碕睦月、児玉新一郎、炭酸団　イラスト：ねことうふ、ななつ、難波久美、河井まりあ、神無月雪訪、さすらい、だんごむし

１、２巻目と同様、ゆるやかな雰囲気だけど中身は弾けているちびキャラCLANNAD小説第3弾登場！　わた飴っぽいけど口に入れるとパチパチするお菓子のような感じです。
「見た目は子供、頭脳は大人！」とかそんなネタは入ってませんがネタにネタを塗り重ねたネタ祭りなのは間違いないのでどうぞお楽しみください。

前巻・前前巻と同じく、ゆる〜く・かる〜く・てきと〜な感じです。
公式設定では無いとはいえ、一応は公式のノベルなのにかなりはっちゃけてます。
イラスト多めなのは素敵。
後ろの方にあるクラナマン朋が、結構ページ数をとっている割にそんなに面白くなかったです。これは残念賞。

著者：村田治　イラスト：挿画：有子瑶一

突如現れた、貴明をパパと呼ぶ少女・メイ。
「まさか、貴明に隠し子が!?」
貴明と貴明を慕う美少女たちは、困惑しながらもメイが巻き起こす騒動とその生活に慣れ始めてくるが、そんな日々も長くは続かなかった……。
2004年に家庭用ゲーム機で発売されてから、パソコン、携帯ゲーム機、アニメなどと幅広い展開をみせ、現在も圧倒的な人気をほこる『ToHeart2』のサイドストーリー小説が登場！　ファン垂涎の１冊！

キャラクター紹介に誤字があって、シルファが二人いたりします。ミルファ可哀相に。
あと本に関しては公式だけど、娘云々は公式設定ではないらしいです。

ToHeart2のヒロイン総出。出番の量に差はありますが、よく全員出したなという感じ。
娘が現れて騒動が起きる流れなので、特定のヒロインがいるわけではないです。
最後の方で締めに掛かってはいましたけれど、基本は軽いコメディ。結構面白かったです。