電子の柩

日記やラノベの書評をつらつらと。
◎ うちのメイドは不定形 2
2013.07.16
うちのメイドは不定形 2 (スマッシュ文庫)
著者:森瀬繚、静川龍宗 イラスト:文倉十

 久しぶりすぎて前巻何があったか全然覚えていない件。メイドがスライムっぽい所だけは覚えていたのですが。
 とりあえず女子連中が可愛かった。
 母親が出てきたり父親が話に出てきたり、あからさまにトオル本人に何かありそうな雰囲気を醸し出していたけど、次以降はいつ発売されるのか。また三年後とかはさすがに無いといいのですけれど。
書評-スマッシュ文庫 | 08:01 | コメント | トラックバック
× 君が衛生兵で歩兵が俺で
2012.07.11
君が衛生兵で歩兵が俺で (スマッシュ文庫)
著者:篠山半太 イラスト:西出ケンゴロー

 火葬戦記と言ってもいいような。ご都合主義が酷いです。
 当たり前のようにカギ括弧内で改行をしていて読みにくい。基本的な文章のルールくらい守って欲しいです。この本は頁数が350とかあるのですが、無駄な改行が無ければ300頁切るのではないでしょうか。
 台詞にパロネタ多すぎです。伝えたいことがあるのなら自分の言葉で伝えればいいのに、なんでわざわざ余所から持ってくるのか。時折入るキザったい台詞が微妙なので、パロってきている方がまだマシなのかもしれませんが。
 繭川巴と主人公達がヒトラーとヒトラーユーゲントの劣化版でしかなかったのが残念。九条改憲のために、自衛隊がクーデターなんて馬鹿なことをするというのも理解し難い。
 何もラノベで主義主張をしなくてもいいんじゃないかなという感じです。
書評-スマッシュ文庫 | 07:43 | コメント | トラックバック
○ 魔法少女のくせになまいきだ。
2011.09.26
魔法少女のくせになまいきだ。 (スマッシュ文庫)
著者:永井寛志 イラスト:モフ

パクリタイトルかと思ったら、ゲームのシナリオをやっていた人でした。ラノベ作家になったみたいです。でも初っぱなから昔取った何ちゃらに頼るのはどうかと。
後書きも含めれば三百頁ほどありますが、もういくらか短くても良かったような。本文が割とだるいです。長いし、一人称の文章がなんか無駄に丁寧語だし。
でもノリとかは悪くなかったと思うので今後に期待しつつといった感じでした。
書評-スマッシュ文庫 | 07:33 | コメント | トラックバック
○ うちのメイドは不定形
2010.07.06
うちのメイドは不定形
著者:静川龍宗 イラスト:文倉十

最近よくあるクトゥルフ神話を土台とした話。
クトゥルフの設定を話に合うように上手いこと使っていると思います。
中身はSAN値が下がるようなものではなく、メイドさんが可愛いラブコメ風味。バトルも多少ありましたけれど。何はともあれメイドのテケリが可愛いかったです。
書評-スマッシュ文庫 | 07:12 | コメント | トラックバック
○ 試験に出る竜〈ドラゴン〉退治
2010.03.24
試験に出る竜〈ドラゴン〉退治 (スマッシュ文庫)
著者:日昌晶 イラスト:あかやま壽文

舞台がファンタジー世界の学園モノ。可もなく不可もなく程度の内容でした。
こちらもイラスト多めなのですが、あかやま壽文さんのイラストが適当すぎてなんとも。

お手頃価格でイラスト多めで軽く読める内容で、文庫としての方向性がよく出ていると思います。
書評-スマッシュ文庫 | 07:14 | コメント | トラックバック