電子の柩

ただのキャラゲーかと思ったら、凄く良くできています。
初音ミク好きなら買って損はないです。

モデル＆モーション共に文句無し。
難易度の方も音ゲーとしてはそんなに難しくないレベルなので、音ゲー初心者でも何とかなると思います。
モジュールも豊富で着せ替えも楽しいです。
ただ水着モジュールを出す条件がマゾすぎてやる気なし。
ああいう強制的にプレイさせるような条件はやめてほしいです。

エディットはネットに上がっているのをいくつかプレイしましたけれど、玉石混合状態です。
譜面無しだったり、ダメな感じの配置だったりするので石の割合がだいぶ多いかも。
譜面を重ねたり固めたりは、やりづらいだけで面白くないのがね。

プレイし終わったんで感想を。

シナリオ
幼なじみばっかりだなとか、愛憎劇ばっかりだなとか、いじめばっかりだなとかあるのですが、そんなに悪くはなかったです。
でも次に期待できるか？　って聞かれたら微妙。
プレイしていて嫌な気持ちになるゲームなんてやりたくないのですよ。
それにせっかく大人ではない、子供達を主役にしているのだから、もっと子供だからこその話にすればいいのに。

キャラクター
女の子は文句なしに可愛いです。その中でも苺は半端無く可愛いです。
ナナが割と空気。
パンツ盗んでいく人は何度も同じコト言うのがうざかった。
ミノ君の発作みたいなのは何の意味があったのか不思議。

システム面
ダメな所が多々。
セーブ＆ロードが章単位でしかできない。
セーブデータがマイドキュメント以下に作られる。
ゲームを始めるまでに何度もクリックをする（何の意味もない無駄な演出を飛ばすために）必要がある。
回想シーンをみるために何度もクリック（ｒｙ
音声が流れる際にBGMが小さくなるので、BGMの音量が細かく切り替わって気持ち悪い。
冊子付きなのですが、もう少し小さくするだけでトールケースに収まるのに、なんでケースと同じ大きさにしているのかイミフ。
そんな感じに不親切だと感じたところがいくつか。
次で改善されるといいのですが。

あと素朴な疑問として、エッチシーンに入った瞬間にミノ君が全裸なのはなんでなんだぜ？

結構楽しめました。
わがままコマンドの存在が実に良かったです。わがままコマンドなしでは並以下のRPGなのが、わがままコマンドが入ることで普通に面白いRPGになってます。

3Dモデルはそんなによろしくない出来。2Dの方が良かったように思います。

クリア後の要素が皆無なのは残念。
アイテム図鑑もモンスター図鑑もゲーム中にしかみえないので、コンプする気起きないですし。
二週目とは言わないまでも、クリア後も遊べるようにしてほしかったです。

ちなみにクリア時のプレイ時間は二百時間を突破してます。
ま、単にスリープ状態もカウントされているってだけなのですが。
実質的なプレイ時間はその十数分の一程度でしょうか。

ギブアップ。
色々とめんどくなって投げました。

白き魔女より戦闘がだいぶマシになってました。それでも微妙ではあるのですが。
上下移動するとエンカウントが避けられないのは変らず。
シナリオは悪くないです。途中までしかやっていませんが。

「俺にお前を着替えさせろ！」

色物ですが、ゲーム自体は面白いです。
力の九割を着替え部分につぎ込んで、あとの一割で残り全部を作ったような感じ。
そのせいかどうかバグが多いです。デバッグをやってないどころか、たぶん通しプレイすら禄にやっていないです。
声は声優を使わず、専門学校から適当に引っ張ってきてるっぽい？　ただそこまで悪くは無かったです。声が割れてる時点でどうでも良いですし。


○ 良かったところ
　着替え部分はかなり良くできています。この点に関しては花丸をあげてもいいくらい
　フィールド上でも服が代わる＆スキルのモーションも服毎に用意してある
　キャラクター数が多い。しかも可愛い子ばかり
　シナリオが意外に悪くなかった

△ 悪かったところ
　敵の種類が少ない
　十字キーだともっさりする箇所が多い
　誤字脱字
　バグ多数
　服のセットを保存できない
　所々センスが悪い＆古い
　スキルの設定が面倒
　ボイスが割れている
　スキルのSEが半端無くうざい敵がいる。「メイ！メイ！メイ！メイ！メイ！メイ！メイ！メイ！メイ！メイ！メイ！メイ！」←こんな感じ
　敵AIがお粗末すぎる

× クソゲーなところ
　ショップで服やアイテムを買う際、服やアイテムの所持数が表示されない
　停止バグ多数
　セーブデータ破壊バグもあるらしい