電子の柩

著者：鈴木大輔　イラスト：閏月戈

　前巻の続きでアナスタシアと漫才デビュー。
　からの告白。お前もかって感じですね。
　後半は学園祭の準備部分に移り、表紙の新キャラが登場して最終的には挿絵で全裸を披露していました。
　冗長な会話が未だに好きになれまま十巻に突入。惰性意外に読む理由が特にない悲しさ。

著者：すぎやまリュウ　イラスト：kakao

　妹が出来た理由はともかく、遺産云々の下りは適当にすぎるかなと。遺言で何を書いたところで、隠し子も最低分は遺産相続が出来るはずですし。
　最後の終わり方がかなりダメ。全然物語を終わらせることができていないです。近年稀に見る尻すぼみ。
　タイトル回収も無理矢理過ぎてイマイチ。
　妹とのやり取り自体はそんなに悪くはなかったので、起承転結がしっかりと出来ていれば良かったと思います。

著者：ひびき遊　イラスト：京極しん

　決戦前夜の描写、ネトゲや夜更かしだけで半分近くを消費。さすがに長すぎていつ決戦始まるのかと。
　これなら前半部分を削って、二巻に収録でも良かったんじゃないかと思います。時期的に難しかったのでしょうけれど。
　当の決勝戦はアニメ本編とは若干違う内容らしいですが、アニメを見ていないのでその辺の違いはさっぱりです。
　試合中はどうしてもあんこうチーム以外の描写がおざなりになってしまっているのは残念でした。前夜よりもこちらにページ数を割いてほしかったです。

著者：月見草平　イラスト：おーみや

　完結しました。
　何故かイラストの人が変わっていて、全体的にだいぶ幼い感じになっています。これはこれで可愛いのでありですが。
　翔太の父親が出てきたのですが、普通にクズだったのに驚き。相手のためを想って行動しているわけではなく、自分の狭い価値観しか信じてないとか。親としても教育者としてもダメでしょあれは。
　割となあなあな終わり方でした。もう少しカタルシスがあっても良かったような気がします。

著者：鈴木大輔　イラスト：閏月戈

　銀兵衛の告白があった以外は特に中身も無く。
　薄っぺらい会話文だけだと読みやすくはあるのですが、中身無さ過ぎなのは何とかならないのかなと。