電子の柩

著者：竹井10日　イラスト：CUTEG

　学園祭開幕。さすがの賑やかさです。
　劇中劇のカオスっぷりはクエスト寮っぽい無茶ぶりとカオスさがよく出ていました。
　登場キャラクターもだいぶ揃ってきた感があるのですが、まだ増えたりしています。そろそろ把握しきれない量になりそうですが、どうするのか。

著者：杉井光　イラスト：ぽんかん8

　体育祭回ですが、体育祭へ至るまでが本筋。相変わらずの口八丁と策略は実に詐欺師。
　新キャラは中二病。そして魔王。良い感じにキャラが立っていました。これぐらい突き抜けた中二病は見てて面白いのでいいですね。
　ラノベや漫画によくある、今はもうありえないブルマが出てこなかったのは良かったです。
　ブルマが出る度にいつの時代なのか不思議に感じてしまうので。

著者：日富美信吾　イラスト：狐印

　一人称の地の文がいまいちなのも含め、根本的に面白さが足りないです。
　それに登場人物も特徴はあるけれど好きには成れないような人物ばかりなのも、面白みの無さに拍車を掛けています。
　まだ続くみたいですが、期待はできそうにないですね。

著者：竹井10日　イラスト：CUTEG

　学校が舞台のラノベなら必須ともいえる学園祭。
　口絵の内容が本編には出てこない罠。
　やってきた白亜が違和感無くクエスト寮に馴染んでてさすがの貫禄。
　相変わらずのラブコメ具合ですが、少しずつ颯太のフラグも進んでいる感じです。まだまだ先は長そうですが。

著者：日富美信吾　イラスト：狐印

　続編は出さない方が良かったんじゃないかなと。
　特徴付けなのかキャラごとに語尾が付いていますが、違和感がバリバリ。新キャラの語尾が～なりとかもうコロ助じゃないですか。
　主人公が相手の気持ちに鈍感なのは百歩譲って良いとしても、自分の気持ちにも鈍感なのどうなのかと。無理矢理何度も言い訳を繰り返すだけなのはお寒いです。
　イラストが可愛い以外に良い所は無かったと思います。