電子の柩

著者：森田季節　イラスト：osa

　ぷにぷに最終巻。
　つきたまの秘密というか性質が判明しましたけれど、これ純粋に悪意のある人間に利用されたら結構ヤバイような。
　結構大事になってはいるけれど、舞台が埼玉の一地方から広がらないのとメインの登場人物が増えないからか、あまり大事感はないです。
　鶴見は最後まで公務員の立場を保ってはいたけれど、何だかんだで主人公っぽく動いていました。腐っても主人公ですね。
　結局メインヒロインはエナで良かったんでしょうか。真乃のキャラが好きだっただので、真乃にも恋愛方面でも絡んできてほしかったです。

著者：渡航　イラスト：ぽんかん(8)

　割とワイワイしたノリの短編集。
　雪乃と結衣のウェディングドレスの挿絵があるのですがこれがなかなか。でもどうせなら口絵のカラーでほしかったです。
　柔道部に対しては八幡の捻くれが炸裂している以外はほのぼの成分多め。
　本編の方は色々と入り乱れてきてていてそれはそれでいいのですが、こちらはこちらで良い感じでした。

著者：夏緑　イラスト：ぎん

　明日太が奈良の大学に行くことが知れ渡って動揺する女子陣可愛い。
　メインヒロインは凜世で決まりっぽい様子なのですが逆転劇とかあるのかどうか。もう小麦と緋影にはワンチャンあるかどうかも怪しい感じですが。
　今日子が兄離れを意識し始めて少しずつ成長しています。良いことなのでしょうけど、タイトルに妹と入っている妹ものラノベとしては寂しいものがありますね。

著者：新木伸　イラスト：あるや

　飽きてきた。
　ケンケンの性の目覚めや見開き水着イラストとかありました。恋愛色強めになってきた雰囲気。

著者：渡航　イラスト：ぽんかん8

　修学旅行イベント。なんだけど八幡や雪乃達には特にイベントはなく、モブだった戸部と海老名を巡る恋愛のサポート役に。
　気がつけば葉山グループとも大分近づいている感じです。
　あと久しぶりに川崎が出てきました。悪くないキャラなんだけど絡みづらいのかあまり出番が無くて残念。

　ドラマCDに新曲が入っているのですが、歌詞がモロに雪乃と結衣から八幡に向けての歌になっていて、あんな歌を歌われたら余裕で勘違い（正確には勘違いじゃないけど）するんじゃないかなと思います。というか勘違いしない方がおかしいレベル。あれに耐えるとか八幡どんだけガード上手いんだよ。凄いわ。尊敬する。

　せっかくなので前の曲と合わせてアニメでも流れて欲しいですけど、ドラマCDに付属した歌とかって扱いどうなんでしょうね。