電子の柩

日記やラノベの書評をつらつらと。
× ゴほうし!
2009.10.09
ゴほうし! (メガミ文庫)
著者:あだ村むだら イラスト:みさくらなんこつ

ある日、ぼくの部屋に12本のキノコが生えた。そいつらはなぜか全裸の幼女で、ぼくのことを「ご主人様!」と呼んだ。きの子(命名ぼく)の正体は凄まじい科学力を持った宇宙人で、宇宙規模でお騒がせな事件をこれでもかとこれでもかと巻き起こすんだ。平和なニート生活こそぼくの望みなのに、何で宇宙の平和をぼくが守っているんだ? 悪い夢なら醒めて欲しい……。メガミノベル大賞特別賞“菌”賞受賞の問題作。誰もが「書籍化不可能」と言っていたのになぜか奇跡の刊行!


例えるなら、本人だけがやたらハイテンションでノリノリだけど周りは引いている状況に似ています。

文章が普通に下手。なんて言うか下手。
擬音語が大好きみたいなのですが、下手。使い方が下手。なんて言うかセンスがない。
そんなこんなで読んでいて辛いです。

強いて言うならオンライン小説レベル。
賞を与えるのならともかく、これを刊行するのはどうかと思う。
書評-メガミ文庫 | 06:58 | コメント | トラックバック
△ ミラクルチロル44キロ Bパート・ミラクルフレーバー
2009.04.14
ミラクルチロル44キロ―Bパート・ミラクルフレーバー (メガミ文庫)
著者:木村航 イラスト:三月まうす

死んでしまった恋人を蘇らせるために「いのちの募金」を集めていた田丸くんは、つぼみを助けたため大きなペナルティを背負うことになる。
責任感と恋心で田丸くんに協力しているつぼみは、自分の「1生」分のいのちの募金をどうすべきか、ますます逡巡する。
決断のタイムリミットは2月14日のバレンタインデー。
キュートでホットで、ちょっとミラクルなラブストーリー、ここに決着!


ストレスですぐお腹が鳴る時点で、健康とは言わないのではないかなと思った。

特に面白くもなく。
お話としては普通なのですが、いかんせん面白味がなかったです。ちょっと淡白すぎるような。
書評-メガミ文庫 | 06:42 | コメント | トラックバック
○ 今すぐ救世主!
2009.04.08
今すぐ救世主(メシア)! (メガミ文庫)
著者:吉野匠 イラスト:上田夢人

平凡な人生にうんざりしていた久世雷名は、高校の入学式で出会った麗しき美少女・沢渡姫月に一目惚れしてしまう。
しかも彼女は「魔法使いの暗殺者に命を狙われる異世界の王女様!?」なんて秘密があるようで……。
「中二病」気味の少年たちが、少女の救世主となるべく、ノリと根性と熱血で突き進む、痛快青春ストーリー登場!


雨の日に生まれたレインを書いていた人のラノベ。
ありがちな妄想設定なのですが、テンポもノリもキャラクターも良い感じ。正しくラノベって感じです。
一瞬大助がヒロインでいいじゃんとか思わないでもないでした。友情に熱い男キャラは貴重。ただ異世界が舞台になったらどうなるのかちょっと不安な気も。大助には今後も出て欲しいです。
書評-メガミ文庫 | 06:49 | コメント | トラックバック
× ミラクルチロル44キロ Aパート・チロルアレンジ
2008.12.02
ミラクルチロル44キロ―Aパート・チロルアレンジ (メガミ文庫)
著者:木村航 イラスト:三月まうす

「あなたのいのちを、ほんのちょっぴり分けてください」
冬の街頭に山のようなチロルチョコを持って、『いのちの募金』を集める田丸くん。
そんな彼に、間違って一生を募金してしまった中学生のつぼみは、募金活動に協力しつつ、やがて彼に恋していく。
しかし田丸くんの目的は、死んでしまった恋人を蘇らせることだった……。
TYPE-MOON新作『Girls’Work』執筆中の木村航(ゲームでは「茗荷屋甚六」名義)が贈る、キュートでホットでちょっとミラクルなラブストーリー。


女子中学生の一人称。凄く読み辛かったです。
読んでいても、いまいちよく分からない状況が多々あったりしました。
上下巻構成なので下巻がそのうち出る予定らしいです。
スイーツ(笑)
書評-メガミ文庫 | 22:03 | コメント | トラックバック