電子の柩

日記やラノベの書評をつらつらと。
○ 「クトゥルフ神話」がよくわかる本
2010.04.19
「クトゥルフ神話」がよくわかる本 (PHP文庫)

クトゥルフ初心者にはオススメ。
クトゥルフ神話によく出てくる神や魔導書がだいたい載っています。一応イラストも入っていますが、そっちはあまり参考にしない方が良いような。クトゥルフの神々は、そう簡単に絵に出来るような奴らではないので。
気になった点としては、振り仮名がふっていない漢字がいくつかあったこと。専門用語には一通り振り仮名がほしかったかもです。
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◎ 現代萌衛星図鑑
2010.03.16
現代萌衛星図鑑
著者:しきしまふげん イラスト:へかとん

ニコニコ動画にあるはやぶさ関連の動画にグッときた人なら買って損はないです。
萌と付いているだけあって衛星が擬人化されたりしていますが、内容の方は至ってまとも。今までに日本が打ち上げた七機の衛星について書かれています。
専門用語満載とかいうわけでもないので、読んでみたけど意味が分からなくて困る、なんてことはありません。
衛生に興味がある人はもちろん、表紙につられただけの人でも楽しめるのではないかと思います。
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○ もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
2009.12.22
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
著者:岩崎夏海

マネジメント入門の入門用。
主人公がマネジメントを読み、感銘を受け、それを頼りに野球部を再建していく物語です。野球部の話なので、野球の専門用語も出てきますが、基本的なルールが分かっていれば特に問題は無い程度のレベルです。
マネジメントが何なのかさっぱり分からんってくらいの人にはいいんじゃないでしょうか。
読み物としてもそこそこ。下手な小説よりは遥かに読めます。
ただ挫折や失敗が全くないのはNG。マネジメントはご都合主義ではないのですから、その辺りもちゃんと書いてほしかったです。
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◎ 相棒シリーズ
2009.12.17
相棒 警視庁ふたりだけの特命係 (朝日文庫 い 68-1) 相棒season1 (朝日文庫 い 68-2) 相棒season2 上 (朝日文庫) 相棒season2 下 (朝日文庫) 相棒season3上 (朝日文庫) 相棒season3下 (朝日文庫) 相棒season4上 (朝日文庫) 相棒season4下 (朝日文庫) 相棒 season5上 (朝日文庫) 相棒 season5 下 (朝日文庫) 相棒 劇場版 (小学館文庫) 相棒シリーズ 鑑識・米沢の事件簿?幻の女房?  (宝島社文庫―「相棒」シリーズ)

どれもオススメ。
TVドラマに負けず劣らず面白いです。
小説という媒体上、一話一話が短くまとめてありますが、相棒の持つ面白さは全く損なっていません。右京さんの沈着冷静で飄々とした姿や時に熱くなる姿も、亀山くんの熱血躍動っぷりもしっかりと書かれています。TVドラマの相棒が好きな人は買って損はしないです。
一冊一冊も分厚く、なかなかに読み応えがあります。相棒の世界にどっぷりと浸かれること間違い無しです。
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