電子の柩

著者：夏緑　イラスト：ぎん

　普段の明日太視点だけでなく、小麦・緋影・凜世・今日子と女の子視点での一人称が揃い踏み。
　六巻まできて明日太モテモテですね。このままだと誰を選ぶかってなった時に凜世になりそうな雰囲気ですが。
　無事仲直りした明日太と今日子の兄妹関係のこれからも気になるところ。
　今のところテンポ良く進んでいるのでｇｄｇｄにならないことを祈ります。

著者：森田季節　イラスト：osa

　自称魔法少女の妹が登場したのですが、エナの妹とは思えないほど賢しい様子。あからさまに怪しいですが、どうなんでしょうね。妹ってことすら疑えそうな雰囲気ですが。
　課長に従って調査を始めたところで、つきたまの生態が判明するなんてことは特になく。
　個人的にはマノの方が好きなので、次はマノにスポットが当たらないかなと期待。

著者：新木伸　イラスト：あるや

　内容が続いている掌編になっていますが、手軽に読めるのは変わりないです。良くも悪くも。
　中等部のメンバーは出てこず、元のGJ部面々のエピソード。
　学校にお泊まりとか卒業旅行とかのイベント話もあり。
　温泉の挿絵がないのは残念な限りです。

著者：新木伸　イラスト：あるや

　成長しない面々のだらだら話。
　中身がないから読みやすいのは良いことなのか悪いことなのかどっちなのでしょうね。

著者：原田源五郎　イラスト：nyanya

　全然最終巻らしくないですが、最終巻らしいです。後書き読むまで分かりませんでした。
　ノリがいつもと変わらないゆるいノリのままなので、悪くはないのですが、最後ならもう少し何かあってもよかったと思います。
　大魔王に胸があるという衝撃の事実が発覚したのに、さして広がらなかったのは残念の一言。女性キャラクターは可愛い子が揃っていたので、ラブコメ要素がもっとあっても良かったかもです。