電子の柩

日記やラノベの書評をつらつらと。
○ ダンタリアンの書架 5
2012.06.19
ダンタリアンの書架5 (角川スニーカー文庫)
著者:三雲岳斗 イラスト:Gユウスケ

あっさりと過去が変わって今が変わっている。使い方によっては、幻書の影響としてはかなりの規模になるような。
教授とかいう胡散臭い人も読姫を連れて登場。敵っぽいですけれど、そのうち幻書を使った対決でもするのかなと。
書評-角川スニーカー文庫 | 07:56 | コメント | トラックバック
○ 僕の魔剣が、うるさい件について 3
2012.06.18
僕の魔剣が、うるさい件について3 (角川スニーカー文庫)
著者:宮澤伊織 イラスト:CHAR

竜胆が只のサブキャラだと思っていたらそうでもなかった衝撃。
火神結社と兵器廠のガチンコバトルなのですが、それ自体はさして重要ではないせいか、かなりあっさり風味。もうちょっと煽って盛り上げても良かったような。
個人VS組織なんてほぼ負けが見えているので吏玖に兵器廠が付いたのでしょうけれど、今後はどうなるのでしょうね? 共同戦線を取れるようには思えないのですが。
バランス的に火神結社がちょっと強力すぎてまともに戦えば勝ち目が無いのが何ともはや。戦力が増えてきているとはいえ、魔剣三本では心許ないですしね。
書評-角川スニーカー文庫 | 08:09 | コメント | トラックバック
◎ 機動戦士ガンダムAGE 3 セカンド・エイジ
2012.06.12
機動戦士ガンダムAGE(3) セカンド・エイジ (角川スニーカー文庫)
著者:小太刀右京 イラスト:黒銀

少々分厚いですが、一冊でアセム編こと第二部は終了。次巻は第三部であるキオ編に移るみたいです。
アニメでは描かれない、ちゃんとしたシビアな戦争が描かれています。
アセムを主人公としてしっかりと書いていますし、ゼハードもライバルとして過不足の無い立ち振る舞い。そしてロマリーがきちんとヒロインをやっているのも何よりです。
周りにいる大人達も、かつて少年だったフリットを始めとして皆大人の自覚があって、大人として子供達のことをしっかりと見守っているのが良いですね。登場人物皆が輝いています。ガンダムという兵器だけでなく、キャラクターにも魅力があるので戦闘シーン以外も面白いですし。
個人的な欲を言えばもう少し挿絵がほしいかなと思います。と言っても文章自体には何の不満も無いので、次の巻もとても楽しみです。
書評-角川スニーカー文庫 | 07:48 | コメント | トラックバック
○ ストライクウィッチーズ 劇場版 還りたい空
2012.04.19
ストライクウィッチーズ 劇場版  還りたい空 (角川スニーカー文庫)
著者:南房秀久 イラスト:飯沼俊規

劇場版ノベライズ。BD待ちで劇場には見に行っていないので、劇場版との差異があるかは分かりません。
静夏から見た芳佳をメインにワールドウィッチーズも出演しつつ、501統合戦闘航空団が再々結成されるまでの物語。ワールドウィッチーズ知らない人はキャラの顔が思い浮かばないので、もうちょっと挿絵が多くても良かったような気がします。
501の面々にはそれぞれもっと出番がほしかったのですが、劇場版という短い時間なのでこれぐらいだったのかなと。
でもSPTとEMTがあったのには満足。ペリーヌも、もう天使といっても過言ではないレベルの素晴らしい成長をしていましたし。ペリーヌさんマジ天使。それにアメリーもいたのが良かったです。

兎にも角にもBD早く出してほしいです。
角川価格は勘弁ですが。
書評-角川スニーカー文庫 | 08:26 | コメント | トラックバック
◎ 機動戦士ガンダムAGE 2 アウェイクン
2012.04.10
機動戦士ガンダムAGE  (2)アウェイクン (角川スニーカー文庫)
著者:小太刀右京 イラスト:黒銀

面白い! びっくりするぐらい面白いです。もうアニメとは何だったのかと思うぐらい。
大人がちゃんと大人やるだけでもこんなに魅力的な人物に変わるのかと驚きです。子供も子供で、今自分に出来ることを精一杯やっていてとても好感が持てます。本当に良いキャラが揃っているなと。
タイタスやスパローのウェアも効果的に使用してさらに小説オリジナル? のゴールドアローという換装も出てきました。アニメではイマイチだった換装がかなり格好いいコトになっています。
フリットとユリンの再会と心の共感とも言うべき交流、さらにそんなフリットとユリンの関係を知ってなお変わらぬエミリーの恋心など、人間模様も良かったです。
第一部はこれで終了で次からは第二部。そちらにも大きく期待できそうでとても楽しみです。

適うならもう少し挿絵がほしいかなと思います。ユリンは挿絵があったけどエミリーはなかったりしましたし。
書評-角川スニーカー文庫 | 07:57 | コメント | トラックバック