電子の柩

日記やラノベの書評をつらつらと。
○ パーフェクト・ブラッド 3 雪の夜想曲†空の奇想曲
2009.09.11
パーフェクト・ブラッド〈3〉雪の夜想曲(ノクターン)+空の奇想曲(カプリス) (集英社スーパーダッシュ文庫)
著者:赤井紅介 イラスト:椋本夏夜

学校帰りに出会った少女は、突然、裕樹に抱きついた! 可憐で無邪気すぎる金髪少女カトリーナの登場に、裕樹たちは振り回されっぱなし。しかも彼女は、極秘である裕樹の力まで知っていて? 彼女自身にも重大な秘密があるらしく… 少女が背負った宿命と大罪とは!? 裕樹と透華の新たな戦い!!


裕樹がいつの間にか立派に成っちゃってます。元は只の一般人(のフリをしていた)なのに、ここまで戦えるようになるとは。透華との仲も順調に進んでいます。
菫が再登場。この人は良いキャラだと思うのでもっと出してほしいです。
何気にヘビーな話なのですが、時折入るラブコメや明るいキャラクターのせいか、暗い雰囲気はあまり感じられれませんでした。
書評-スーパーダッシュ文庫 | 07:22 | コメント | トラックバック
○ 僕とヤンデレの7つの約束
2009.09.07
僕とヤンデレの7つの約束 (集英社スーパーダッシュ文庫)
著者:みかづき紅月 イラスト:いずみべる

ツンデレ喫茶のメイドたちへ、正しい接客術を教えることになった高校生・零王。そんな中、刹那という少女だけは他のメイドたちと異なり、零王から積極的に学ぼうとする――。だが、刹那との距離が縮めば縮むほど彼女の愛が暴走しはじめ、ヤンデレ状態になり、ついには彼を……。果たして零王は無事に刹那と結ばれるのか!? 純愛系ヤンデレラブストーリー開幕。


七人のツンデレと言うドラマCDの小説版。らしいです。
なんか地味に声優が豪華。

ヒロインの刹那ですが、いわゆるヤンデレと言うよりも、ヤンデレになりきっている痛い子に見えました。
ヤンデレが出てくるのは最後の方だけで、中盤まではツンデレです。
主人公が零王なんてDQN真っ盛りの名前。どうせなら電王にすれば良かったのにと思ったり思わなかったり。
ツンデレ喫茶のメイドを一方的に教育しようとする辺り、こっちもだいぶ痛い子だと思います。客商売に付くのなら、需要と供給くらいは理解しとかないとつらいんじゃないかなーと。
書評-スーパーダッシュ文庫 | 07:07 | コメント | トラックバック
○ 迷い猫オーバーラン! 6 拾った後はどうするの?
2009.09.04
迷い猫オーバーラン!〈6〉拾った後はどうするの? (集英社スーパーダッシュ文庫)
著者:松智洋 イラスト:ぺこ

大吾郎と珠緒のラブラブにあてられて、文乃、千世、希は羨ましいと思いつつ、まだ牽制しあうばかりの日々。そんな中、夏帆の活躍で同好会は盛り上がっていく。卒業式を経て、同好会は卒業旅行を計画。しかし、そこには夏帆の危険な思惑が。唯一、夏帆の策謀に気づいた文乃の孤独な戦いが始まる!? 同好会の命運はいかに。文乃の親友、叶絵が投げつける課題に巧はついに、男の決断を迫られる!? 日常系ハイテンション学園ラブコメ、第六幕!!


叶絵がまさかの表紙。
と言うか、口絵を見るまで誰か分からなかったですよ。

本文の方ですが、巧の馬鹿っぷりにイライラします。
いきなりドイツにパティシエの修業とか、馬鹿以外の何物でもないでしょうに。
自分自身はおろか文乃達のことすら信じていないとか、何でこんな簡単にうつろうヤツが好かれているのか不思議。
巧の言動にイラついていたので、そんなに面白いとは感じられませんでした。残念。
書評-スーパーダッシュ文庫 | 07:51 | コメント | トラックバック
○ パーフェクト・ブラッド 2 恋する魔女と、シアワセの魔法
2009.08.07
パーフェクト・ブラッド〈2〉恋する魔女と、シアワセの魔法 (集英社スーパーダッシュ文庫)
著者:赤井紅介 イラスト:椋本夏夜

高校生で新人魔法士の裕樹は、繁華街で追われる少女サーニャを助ける。サーニャは助けた裕樹にペッタリで、相棒・透華の視線が痛い。そんな中、サーニャを狙った犯罪結社の襲撃が! 裕樹とサーニャ、二人の原書をかけて、結社の天才魔法士タオとの戦いが始まる! 激闘の中で裕樹が下した決断とは!? 恋と戦いの運命、開幕!!


裕樹にも透華にもライバルが登場。それぞれライバルの意味は違いますが。
タオは今後裕樹のライバルとして幾度となく戦うハメになったりするのでしょうか。裕樹はリングがリングなので、そのうち一方的にボコれる程に強く成れそうなのですが。
濃霧の魔女は見方によっては一種の狂人なのですが、そういう見方はあまりよろしくないのでしょうね。
書評-スーパーダッシュ文庫 | 07:24 | コメント | トラックバック
◎ パーフェクト・ブラッド 1 彼女が持ってるボクの心臓
2009.08.05
パーフェクト・ブラッド〈1〉彼女が持ってるボクの心臓 (集英社スーパーダッシュ文庫)
著者:赤井紅介 イラスト:椋本夏夜

高校生の裕樹は事件に巻き込まれ、見知らぬ少女をかばい致命傷を負ってしまう。保安組織の少女魔法士・透華の力で一命をとりとめるが、魔法により彼女と密着して10日間過ごすハメに! しかも助けた少女は透華のご主人様で、天宮財閥の総帥だった!? 少女をめぐる犯罪結社との対立の中、裕樹自身の秘密が更なる戦いをもたらす! 魔法で繋がれた二人の恋と激闘!!


差別され迫害される異能力のある世界が舞台。
ツッコミのできる主人公に燃えるメイド、見た目小学生の教師など、登場人物それぞれが良い味を出していました。
ロリコンな人の存在はギャグかと思ったらそうでもなかったです。なんでアレでロリコンなんだか。
書評-スーパーダッシュ文庫 | 07:46 | コメント | トラックバック