△ 竜王女は天に舞う
2009.12.04
著者:北元あきの イラスト:近衛乙嗣
魔術士養成学校に通うシグは、学校から盗み出された「あるもの」をとり戻すため、チームメイトのロッテと飛行船に乗り込む。他のメンバーと合流し、犯人をとらえたシグたちが見つけ出した「あるもの」は、古い棺だった。シグがその蓋に刻まれた古い言葉を詠唱した途端、棺の中から一糸まとわぬ怜悧な美少女が現れた。彼女は、魔術によって七人に分割されたリンドブルムの一人、竜王女ルノアだった! シグはルノアとの契約により、伝説の叡智を求める戦い・ヴァルハラ舞踏会に巻き込まれていく。交差する魔術と陰謀と恋心。新人賞<佳作>受賞の蒼天世界ファンタジー、開幕!
どうにも読み辛いです。話もキャラクターも悪くはないと思うのですが、文章のせいでイマイチな印象。
ヴァルハラ舞踏会の七人が戦って最終的に一人になるって辺りで、アリスゲームかと思ったのは私だけではないと思う。ローゼンメイデンと比べたら大分劣りますけど。
シャルロッテは出す必要あったのかとちょっと疑問。ルノアもリラもいるのなら別にいらなかったんじゃ……。