電子の柩

日記やラノベの書評をつらつらと。
○ ゴミ箱から失礼いたします
2009.12.10
ゴミ箱から失礼いたします (MF文庫J)
著者:岩波零 イラスト:異識

僕の名前は小山萌太。ごくごく普通の高校二年生、のはずだった。ある日ゴミ箱と出会うまでは……。ゴミ箱は神々しく美しく、僕の心をとらえてしまった。その中に自分が入っていないことが不自然だと感じてしまうほどに。そして僕はゴミ箱の中に入った。不思議な満足感に満たされた僕は、ゆっくりと目をつぶった――って、おかしい! なぜ僕はゴミ箱の中に入っているんだ!? しかも出られなくなってる! そんな僕の前にクラスメイトの少女・水無氷柱があらわれる。そして彼女は言った。「あなたは、妖怪ゴミ箱男よ」って、なにその残念な妖怪!? 第5回ライトノベル新人賞<優秀賞>受賞、風変わりな学園コメディ、ゴミ箱から登場!


結構面白かったです。
テンポのいいコメディで、無意味にシリアスをはさんだり、無理に感動の展開を入れていないのも良い。
キャラクターも、分かりやすく個性付けされているのもグッドです。
文章の方も特に詰まることもなく読めましたし、これなら今後にも期待できそうです。
書評-MF文庫J | 07:15 | コメント | トラックバック









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