著者:竹井10日 イラスト:CUTEG
てっきり主人公がフラグを立てては折っていく、自作自演フラグクラッシャーな話かと思っていたのですが、そんなことはなかったです。
日常と非日常の織り交ぜ具合がキラリと光っていて、竹井10日さんらしい安定した面白さ。でも代わり映えしないと書くと途端に面白くないような気がする諸刃の剣。安定ですよ、安定。
東京皇帝が一瞬だけ出てきましたが、それにつけても匠の多さよ。パロディ無しでも面白いものを書く人書ける人が少ない昨今、貴重と言っても過言ではない気がします。でも匠が多かったのでやっぱり過言かもしれません。どっちだ。