電子の柩

日記やラノベの書評をつらつらと。
× 百億の魔女
2013.01.21
百億の魔女 (講談社ラノベ文庫)
著者:小川淳次郎 イラスト:ささきむつみ

 最初から最後までとても読みにくい。まず地の文章そのものが凄く読みにくい。
 それとメインヒロインが土佐弁を話すのですが、台詞を土佐弁そのまま書いていて読むのに苦労。さらにその母親の台詞もイントネーションがおかしいとかで、台詞に変に拗音が入っていてこれも読むのに苦労。読みやすい部分が全然無くて、少し読み進めるだけでも大分疲れてしまいます。
 話やキャラクターも、特に魅力的と思えるようなものは無かったです。
 終わりの方でやたらバックボーンという言葉が使われるところがあるのですが、使われすぎていて違和感バリバリです。背景とか過去とか適当な言葉に変えられなかったのか。バックボーン業界の回し者か。
 次回へ続くみたいな終わり方でしたが、続編を買うことはなさそうです。とてもではないですが、またこの文章を読みたいとは思えませんでした。
書評-講談社ラノベ文庫 | 22:04 | コメント | トラックバック









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