電子の柩

日記やラノベの書評をつらつらと。
◎ スイートホームスイート 3 錯綜のフリューゲルト・レポート
2006.12.05
スイートホームスイート3 錯綜のフリューゲルト・レポート
著者:佐々原史緒 イラスト:カヅキレン

フリューゲルト城(+人外タレント)
公共電波で初公開!!

 勢いにまかせてアデルに自分の気持ちを告白して以来、城の連中にいらん気を遣われるわ、アデルとはギクシャクするわで居心地の悪い日々を過ごす一彦。そんな生活の中、一彦は、入院中に知り合ったTVマンのロルフと偶然再会する。素朴で誠実な人柄の彼は、日本を離れた一彦にとって、初めて友達と呼べる存在となるのだが、その彼がある日「フリューゲルト城を取材をさせて欲しい」と頼み込んできて……。

 波瀾万丈のシリーズ第3巻、ついにオンエア!?


口絵のピコリーたちの愛らしさは異常。小説本文とかもうどうでもよくなってくしまうぐらい。

いつの間にか二ヶ月経過してスタート。
さすがにちょっと間を開けすぎかな、と。別段その期間に何があったというワケでもないのなら二、三日で十分なような。

マスメディアを使ってフリューゲルトの宣伝をしようとして右往左往。
結果的に宣伝自体は成功だったのですが、それを切っ掛けとしてかなりまずいことになってしまったり。

グレムリン登場。グレムリンと言ったらギズモが思い浮かぶのですが、こちらのグレムリンは見た目女子中学生でした。擬態らしいですが。本当の姿ってどんな姿なんでしょうかね。

リリアナが何気にいい臣下やっていました。ボロボロでも己の誓いを守り抜いたその姿は格好いいです。

かなり強い敵役が出てきて余裕なさげですが、反フリューゲルト派との話し合いはどうなるんでしょう。それと一彦の恋の行方も。色々合わせて次巻に期待。
書評-ファミ通文庫 | 01:18 | コメント | トラックバック









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