電子の柩

日記やラノベの書評をつらつらと。
○ ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。
2008.07.02
ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。 (一迅社文庫 し 2-1)
著者:朱門優 イラスト:鍋島テツヒロ

ちょっぴり変わったその片田舎の町の名は、十五夜草(いふご)町。
そこに住まう『日輪(たちもり りん)』と、その幼なじみの『穂積之宮(ほずのみや)いちこ』。
二人は実に仲睦まじい──主従関係にあった。
いちこは由緒正しい神社の巫女だが、とんでもないドS巫女。
輪は今日も今日とて、下僕(わんちゃん)扱いされるペットな日々を送っていた。
そんないちこが突然、真っ赤な顔で申し込んできたお見合い。
でも、その『お見合い』は普通とはちょっと違っていて──?


割と神秘的な物語。
作品全体的の優しい雰囲気や、町の逸話が印象的でした。


一迅社文庫。
初っ端から酷いのとかではなくて良かったです。
書評-一迅社文庫 | 23:16 | コメント | トラックバック









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