電子の柩

日記やラノベの書評をつらつらと。
◎ ご主人様は山猫姫 辺境見習い英雄編
2009.05.01
ご主人様は山猫姫―辺境見習い英雄編 (電撃文庫)
著者:鷹見一幸 イラスト:春日歩

 エリート一家で唯一の落ちこぼれ晴凛。彼がやっとの思いでありついた仕事は異国の姫君の家庭教師だった……。シムールの一支族の末姫、ミーネ。まだ13歳のあどけない、おしとやかな姫様──なんかではなかった。わがままで気に入らないと暴れまくる超問題児。振り回されまくる晴凛だったが、なぜかミーネ姫に気に入られてしまう。
 ミーネ姫に翻弄されつつも、なんとか教師が板についてきた晴凛。だが、和平を結んでいたはずのシムールが帝国に宣戦布告をしてくる。板挟みな晴凛だったが、これが英雄への第一歩で!?


ナンバリングは無いですが、思いっきり次巻に続く展開でした。
最後の(つづく)って文字を見るまで、あと数頁でどう終わらせるのかとワクワクしながら読んでいたのですが……。
小さな国の救世主と似てるような気がすると思っていたら、そもそも著者が同じだったり。
向こうが知力勝負なのに対して、こっちの主人公は武力で戦っていくことになるのでしょうか? 知力の補佐役に伏龍みたいな知恵者は用意してあるみたいですけれど。
ミーネの晴凛への好感度が既にだいぶ高くなっているのですが、さらに高くなった時、晴凛にどんな態度を取るようになるのか期待。
書評-電撃文庫 | 06:50 | コメント | トラックバック









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