電子の柩

日記やラノベの書評をつらつらと。
◎ RIGHT×LIGHT 6 〜揺れる未来と空渡る風歌〜
2009.06.22
RIGHT×LIGHT 6 (ガガガ文庫)
著者:ツカサ イラスト:近衛乙嗣

夏休み直前に届いた手紙。一通は、かつてアリッサと共に、自らの悲運に立ち向かった少女・美澄透子からの私信。もう一通は、「久しぶりに実家へ帰って来い」という叔父からの手紙だった。魔術の力で顕現した獣耳の妹・由衣だが、故郷に由衣の居場所はもうないのだという「現実」をどう説明すれば良いのか、僕は悩んでいた。その翌日、透子の養父オウルが突如帰国した。僕たちは、透子の身に降りかかっている「手紙には書かれていない」衝撃の事実を聞かされる。「透子を救ってくれ」と懇願するオウル。それを聞いたアリッサは……。兄と妹、忘れがたい友達、絆の深さとは何だろう。新章始動!


普通にウルト死ねと思ったりしました。立場の違いとかは分かるのですが、悪趣味にも程があったので。
殺したり殺されたりが無かったのですが、それは嵐の前の静けさなのか、それとも新章がおとなしめのストーリーだからなのか。どっちなのでしょうね。
どっちにしろ、恋の鞘当てはガシガシ起こりそうではあるのでそっちに期待。
ラストの友月にwktk。あの友月が立派になっちゃてまぁ、とちょっと感動しました。
書評-ガガガ文庫 | 06:41 | コメント | トラックバック
ウルトも末妹の最悪の予言を回避するため、動いたに過ぎない。8巻から推測すると、アリッサの中のミトロンが暴走すると、方舟や世界に災厄もたらす考えている。アリッサのショックを和らげるため動いているのだろう。幼馴染の初代未永こと、ルナの動向が不明だったことも影響を与えたのではないか。
 恋愛では、未由が啓介に告白してどうなっていくのか楽しみだ。
 しかし、新キャラエノクの存在が気になる。聖書でエノクは、人から天使ミタトロンになっている。別名ミトロンだ。
 エノクは、因子の一つか、器の分身か破片ではないだろうか。当面の敵だろう。いったどうなるのか気になる。聖書みたいに大洪水おこらなければいいが。
 余談だが、作品のモデルがいると見ている。ヒースは聖書のノア、ウルトら3姉妹は北欧神話のノルン、ホリイは安倍清明、ルナはかぐや姫ではないか。
| t | 2010/02/18 06:52 PM |









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