電子の柩

日記やラノベの書評をつらつらと。
× 嘘つき天使は死にました!
2011.11.15
嘘つき天使は死にました! (集英社スーパーダッシュ文庫)
著者:葉巡明治 イラスト:しらび

びっくりするほどつまらない。ここまでの駄作は久しぶりです。三百頁超あるのですが、最初から最後までつまらなかったです。
まず内容がつまらない、次に登場人物に魅力がない、何より文章力自体がない、唯一イラストだけは良いと、酷かったです。これで続編を出すとか臍で茶を沸かすレベルの御伽話ですよ。
それに主人公の夏彦がゴミ。死ねばいいのにとしか思えませんでした。何がしたいのか分からないし、何で生きているのか分からない。主人公含め登場人物の誰にも感情移入ができませんでした。
ギャグとシリアスのバランスがとれていませんでした。そのギャグも十年以上前の学園モノみたいなつまらない描写で全く面白くないのですが。そもそも作品のテーマとして”死”があるのに、下手なギャグなんて入れてどうするのかと。
特別賞受賞作らしいですが、賞を与えるのはいいとしても、出版するのならちゃんと読めるものにしてからにしていただきたいものです。
書評-スーパーダッシュ文庫 | 08:05 | コメント | トラックバック
△ 迷い猫オーバーラン! 10 ……護る?
2011.09.14
迷い猫オーバーラン! 10 ・・・・・・護る? (集英社スーパーダッシュ文庫)
著者:松智洋 イラスト:ヤス

イラストが変わりました。誰だおまえら。
挿絵を見ても誰が誰だかわからない違和感。そもそも表紙が本編に目を通さないと誰だかわからないとか。
口絵で希と巧がキスしていましたが、文章と背景が違う気がするのは気にしてはいけないのでしょうきっと。
大分ごたごたがあったみたいなのですが、何とかならなかったのでしょうか。今後毎回イラストが変わるとか、馬鹿じゃないのかと。

中身の方ですが、もうさっさと終わってほしいとしか。
別に悪くはなかったです。悪くは。ですがこのぐだぐだを続けるくらいなら、すぱっと終わってほしいかなと思います。もうどんな結末でもいいので。
書評-スーパーダッシュ文庫 | 07:56 | コメント | トラックバック
△ とわいすあっぷっ! 2
2011.08.15
とわいすあっぷっ! 2 (とわいすあっぷっ! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
著者:阿羅本景 イラスト:蔓木鋼音

一巻に続きイマイチ。
女性の新キャラはなしですが、ショタ少年とか出てきました。誰得?
書評-スーパーダッシュ文庫 | 07:50 | コメント | トラックバック
○ 初恋マジカルブリッツ 好きになるから女の子!
2011.07.07
初恋マジカルブリッツ―好きになるから女の子! (集英社スーパーダッシュ文庫)
著者:あすか正太 イラスト:天広直人

短編四本。
事故でキスして体が入れ替わる懐かしい王道ものや、鼓太郎が小さいとか早いとか小さいとか言われてへこむ、ある意味涙無くしては読めない話があったりします。
霧崎がすごい引っ張ると言うか、相関図から琴子が消えてるのはなんでなんだぜ?
書評-スーパーダッシュ文庫 | 07:39 | コメント | トラックバック
△ とわいすあっぷっ!
2011.05.16
とわいすあっぷっ! (集英社スーパーダッシュ文庫)
著者:阿羅本景 イラスト:蔓木鋼音

基本的に文章が残念。把握しにくいというか理解しにくいというか、状況描写が足りていないところが多々。
中学生でも思いつくような稚拙な策を見事とか慧眼とか賛美するのは如何なものかと。アリスは策謀キャラなのでしょうけれど、その肝心要の策がお粗末すぎて苦笑が。
読めないほどではなかったのですが、読む気になるようなものでもありませんでした。
書評-スーパーダッシュ文庫 | 08:24 | コメント | トラックバック