電子の柩

日記やラノベの書評をつらつらと。
○ お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 8
2012.11.08
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ8 (MF文庫J)
著者:鈴木大輔 イラスト:閏月戈

 一巻丸っと銀兵衛のターン。
 メガネコンテストの時のデートの約束の消化と、小学生の頃の秋人と銀兵衛の出会いの二編です。
 せっかくのデートなのにドキドキワクワクのイベントが起こらないというか、まさか手を繋ぐまでだったとは……。
 秋人も銀兵衛も子供の頃から理屈っぽい堅苦しい会話で、子供らしさが全然無くて可愛くないのですが、状況的にそう成らざるを得ないのなら仕方ないのですかね。
書評-MF文庫J | 07:27 | コメント | トラックバック
△ この中に1人、妹がいる! 8
2012.10.04
この中に1人、妹がいる! 8 (MF文庫J)
著者:田口一 イラスト:CUTEG

 ようやく妹の正体や事情も明らかになって終盤へと進んでいます。
 しかし、しょーもない大人が多すぎではないでしょうか。迂闊というか不用意というか。仮にも企業経営者や名家の出とかなのだから、もっと考えて動けばいいのにと思わずにはいられません。
 ここからさらにどんでん返しとかはダルすぎるので、さすがに無いことを祈ります。
書評-MF文庫J | 07:50 | コメント | トラックバック
○ お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 7 ドラマCD付き特装版
2012.10.02
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ7 ドラマCD付き特装版 (MF文庫J)
著者:鈴木大輔 イラスト:閏月戈

 海の家が舞台と言うことで口絵は水着絵です。
 夢現で女性陣から迫られる展開が何度も続くですが、天丼は三回くらいが限界だったと思います。あまり繰り返されると普通に飽きます。
 会話が濃いというか長いのはこのシリーズの特徴の一つなのですが、巻数が続くとダレてきますね。丁々発止としたやりとりは面白いのですが、話が進んでいない感が何とも。
 秋人の目的が妹との生活で終わってしまっていて、そこから先が無く、未だに物語としての終わり方が見えていないのも良くないのかなと。
書評-MF文庫J | 08:25 | コメント | トラックバック
△ 妹が魔女で困ってます。
2012.08.22
妹が魔女で困ってます。 (MF文庫J)
著者:星家なこ イラスト:なちゅらるとん

 普通につまらなかったです。既視感を覚える設定はまあいいとしても、話自体がお粗末な出来でした。
 女しか入れないはずの学園に男が入学、相手の力を無効化することができる腕と、どこかで見たような設定の組み合わせ。
 話の流れもイマイチで、感情移入もできなければ、好感を覚えるキャラクターも特におらず。せめて起承転結だけでもしっかりとしていれば、もう少し読めたのかなと残念です。
書評-MF文庫J | 07:46 | コメント | トラックバック
△ この中に1人、妹がいる! 7
2012.08.08
この中に1人、妹がいる! 7 (文庫J)
著者:田口一 イラスト:CUTEG

 どんでん返しが来たのですが、雅が妹ということが判明してからの間だが長すぎて、今更感が強いです。
 無駄な寄り道をせずにさっさと本編を進めていたのなら、まだ楽しめたとは思うのですが。柚利奈なんかはもういない方がよかった印象。
 ここからさらにぐだぐだが続くと結構キツイので、手早くまとめて終わりに向かってほしいですね。
書評-MF文庫J | 07:33 | コメント | トラックバック