○ くじびき勇者さま 1番札 誰が小娘よ!?
2006.10.12
著者:清水文化 イラスト:牛木義隆
「くじびき」で運命を決めるという大陸最大の宗教「ソルティス教」の見習い修道女メイベルは、実はくじびきが大キライ。それでも好きな研究や魔法の訓練に明け暮れながら、それなりに平和な日常を送っていた。だが、同じ見習い修道女のパセラと買い物に出かけた街中で、くじ運最悪の剣士ナバル、軽薄な近衛隊長クラウとともに、異教徒によるテロ事件に巻き込まれて……。
清水文化が贈る近世風ファンタジーシリーズ第1弾!
タイトルを一見するだけだとくじびきアンバランスのパクリっぽいのですが、中身はそうでもなかったです。世界観としてくじびきが選択肢を選ぶ際のごく一般的な行為なだけで。
ただ魔法のある世界でくじびきが公平な手段とは思えないのですが。
ただくじびきアンバランスのアニメ放映が始まる時期に発売なのでパクリと言われても仕方ないと言えば仕方ないと思います。
メイベルが気象精霊記のミリィとキャラ被ってる気がします。
万能なトコとかツッコミ気質とか。
くじびき勇者さまというタイトルの割に勇者さま主役じゃないです。どちらかというと脇役。ただ今巻は勇者の選定までの話だったので、次巻からは勇者さまとその従者の珍道中の話になるのでしょうか。
なんにせよこれからのナバルのボケとメイベルのツッコミに期待したいです。