△ 真田十勇姫! 散之巻
2008.04.15
著者:馬場卓也 イラスト:成瀬裕司
自分に恋人が出来れば、十勇士の役目は終わる――。
ユキオは傍迷惑な事件に数々巻き込まれながらも、そんな「迷惑」な日常を好きになりつつあった。
一進一退を繰り返し、いっこうに進展しない自分とマキの関係。それを成就させたいのか、壊したいのかわからない、十勇士を名乗る家臣たち。
迷惑だけど、どこか愛おしい彼女らだが、この恋が成就してしまえばおのずと別れがやってくる――。
そんな感慨にひたるユキオの前に新たな刺客が現れた。彼女はなんと、伊賀総支配人サニーの妹!!
どうなる、ユキオの恋心!
どうする、十勇士達!
果たして、物語の決着やいかに!?
最終巻。
ラストっぽい感じもなく、だいぶあっさり。と言うかかなり盛り上がりに欠けるような。
別に元にするのが真田十勇士でもなくて良かった気がします。その辺りの設定は、特に上手く使えているわけではなかったですし。