電子の柩

日記やラノベの書評をつらつらと。
○ 腐った林檎と吸血鬼
2009.05.09
腐った林檎と吸血鬼 (HJ文庫)
著者:夏緑 イラスト:十夜

小滝浦人は窓月なゆりとの初デートの日、連続殺人犯に襲われ、瀕死の重傷を負う。
彼を救った(?)のはゴスロリファッションに身を包んだ美少女・九結ラミカだった。彼女によって吸血鬼にされた浦人の生活は大きく変化していくのだが……。


丁寧に説明してくれるのは分かるのですが解説長すぎ。
話のテンポをぶった切りにしながらも設定を披露するのはどうかと。

腐った林檎、要は人間のクズをばっさりと始末するのは読んでいてスカッとしました。逆に言えば腐った林檎が多すぎてちょっとダウナーでもあるのですが。
浦人はまだどうも自分が吸血鬼=人間じゃなくなった、ってことの意味に気がついていないような。このままなゆりと仲良くなったとしても、その後はどうしようもなくなると思うのですが。
黒服の男が結局謎のままなのですが、なにかの伏線だったりするのでしょうかね。
書評-HJ文庫 | 08:18 | コメント | トラックバック









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