△ うれしの荘片恋ものがたり ひとつ、桜の下
2006.06.19
著者:岩久勝昭 イラスト:ごとP
うれしの荘。それは、山ひとつを有する立花山学園の一隅に佇む学生寮だ。直志は、姉貴分の従姉妹・鷹美の推薦で、高校入学を機に入寮した。そんな直志は、満開の桜の中で震える少女・瀬名と出会ってしまった――。恋をしたら、冷静ではいられない。さらに、寮では不可解なことが続く。なぜ兎のぬいぐるみが冷凍庫に? なぜ寮生と合わない? なぜ瀬名は窓際の席を嫌がる? 寮も彼女も不思議でいっぱい。ようこそ、うれしの荘へ!!
最後の方の出来が悪かったです。
直志の口調が変な上、終わり方は尻切れトンボですし。
片恋ものがたりはタイトルに偽り有りな気がします。
ものがたりが付くほどの片恋でもないので。
全体的に薄い。
読み終わった後、印象に残るようなものが無かったです。
瀬名の名前。理解は出来るのですが納得は出来ませんでした。寮関連の言葉を選んだ方が自然だと思ったので。